悪徳業者に騙されないために屋根工事をする前には最低これだけは押えておきたい屋根工事業者選びの3つのポイント!!

1、社団法人 全日本瓦工事業連盟(全瓦連)に加盟してる会社かどうか?

(全日本瓦工事業連盟(全瓦連)」「とは、瓦工事の技術革新や先端技術の知識、屋根工事の総合的な技術向上に努めている全国団体です。地元の瓦工事共同組合に入り、近年の建築構造様式の多様化に合わせ、屋根に対する知識に勉強熱心でお客様のニーズにお答えできる経験と商品知識の豊富さや、提案力のある工事業者こそ、信頼できる屋根業者です。

2、ガイドライン工法に基づく施工を行い、完工後のアフターフォローの出来る会社かどうか?

「ガイドライン工法」とは、「災害に強い家づり」台風や強風時にも飛ばない瓦屋根、阪神大震災クラスの大きな揺れにも決して落ちることのない強い瓦屋根を目指し厳しい基準を設定をクリアした施工法です。
また、新築物件では「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づき、10年間保証されます。貰った名刺の番号に電話したら繋がらなかった?って事のないよう地元に根付いた実績のある長い付合いの出来る業者を選びましょう。

3、技能士資格者、瓦屋根診断技士を持った技術者がいる優良な工事店であるかどうか?

・瓦葺き技術者の資格とは大きな資格として3つあります。「かわらぶき技能士1級、2級」「瓦屋根工事技士」「瓦屋根診断技士」がこれ当てはまります。

「かわらぶき技能士1級、2級」とは、一定の実務経験年数の上に、学科と実技の国家試験に合格した技術者に与えられる国家資格(厚生労働省)です。

「瓦屋根工事技士」とは、瓦屋根工事の構法、設計、施工、品質管理等についての幅広い分野に対する、十分な知識と技術を備え、当制度で正規に認定された者だけのみに与えられる資格です。

この3つの資格をもった職人が多くいる会社も判断の基準になります。

「瓦屋根診断技士」とは、屋根工事技士(以前は国土交通大臣認定)とかわらぶき技能士(厚生労働大臣国家資格)の両方の資格を保有するものにしか、認定されていない。技能と知識を有するもののみに与えられる資格です。

最後に、瓦葺き職人は伝統ある日本の美を今に伝える素晴らしい技術です。ですが過去よりも、今(現代)の方がもっと良い技術が必要とされています。家を建築する際どうしてもインテリアばかりに目を向け外観、中でも屋根はあまり目につかない為、重要視されているお客様が少ないのが現状です。屋根があって雨露を防ぎ夏の暑さから冬の寒さから家を守り、快適な住環境を作る重要なパーツです。瓦屋根は一度葺いたら長く付き合う事になります。決して安い買い物ではありません。だからこそ長い目で見て本当に良いもの、長い目で見て経済的で耐久性、美観(飽きのこないもの)を改めて見直していただけたらと思います。

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